まきまきのボヤき

長野パルセイロ、サッカー、その他ボヤき

信州ダービー告知ポスターの活用方法5選~2023・初夏~

こんにちは、長野をオレンジにしてますか?

 昨年、某緑雷鳥のチームが誠に、まことにまことに残念ながらJ3というカテゴリーに落ちてしまい、まさかのJ3で実現されることとなったJリーグ史上初の”信州ダービー”。

 結果はあんまり覚えてないし思い出そうとするとなぜか頭痛と眩暈がするのでここまでにしておきますが、 昨年ぶっちぎりのJ3優勝昇格候補だった某緑松本のチームさんがなぜか2023シーズンもJ3にいるわけなので、とにもかくにも今年も信州ダービーJ3で実現することとなりました。

 さらに今年は、J3がスーパー団子状態どころか、パックがしまらないくらいにぎゅうぎゅうに詰め込まれたせいで手提げのビニール袋に溢れた米が散乱してる僕の近所の中華屋のテイクアウトチャーハン並みに混戦模様なので、当然パルセイロ対某緑山雅のチームさんの対決も、J2昇格に向けてどちらも絶対に落とすことのできない重要な一戦となることは間違いなしです。あのチャーハンはこの食品ロス削減時代最後の反逆者だと思う。

 今年もこの信州ダービーは、日本サッカー界におけるエル・クラシコ、マージ―サイドダービー、メイウェザー対パッキャオ、コナン対怪盗キッドに相当する激熱間違いなしの戦いになるので当然パルセイロ側も昨年に引き続き、気合の入った信州ダービー特製ポスターを作成し、公式サイトから誰でも何十枚でも何百枚でも無料でダウンロードすることができます。

 そこで今年も大注目の信州ダービーのポスター、これを有効活用する方法をいくつか考えてみました。

お風呂に貼ってみる

 日本が世界に誇る文化、お風呂。どんなに忙しい人でも「今日はお風呂入らなくていいか」となる人は少ないはず。朝風呂、昼風呂、夜風呂、どんな時間に入ってもそれなりに身体に染み渡るという点においては、国民食であるカレーに匹敵する存在感を発揮するお風呂。リラックス、リフレッシュ、疲労回復、そんな癒しの場であるお風呂にもし信州ダービーのポスターが貼ってあったら・・・?

心を整える

 浴室に入った瞬間、目に飛び込むのはシュタルフ監督のまさに戦士とも呼ぶべき顔。すでに身体は熱湯を浴びたような熱気に包まれ、浴室はたちまち長野Uスタジアムそのものへと変わる。歓声が反響し、まるでスタジアム全てが相手チームを飲み込むかの如く浴室内に「ACながの!!」がこだまする。チャントを歌えばその声は響き渡り、ボディタオルを振り回し、勝利のシャナナはお湯の掛け合い。そしてあなたは心身ともに整い切った状態でお風呂から上がるのだ。そういえばポスターの西村の顔も他の選手に比べるとなんとなく顔が白い気がするが、これも良く見てみるとだんだんとお風呂上がりのサッパリ整った顔に見えてくる気がする。(しない)

町中に貼ってみる

 近年、とにかく多くのお客さんをJリーグに呼び込もうということで無料招待チケットが配布されています。宣伝で一番有効なことはとりあえずたくさん宣伝をすることという身も蓋もないことを言ってしまえばそれまでですが、各企業が広告に多額の資金を投入したり、有名人に商品を宣伝してもらうことに尽力するのはつまりそういう事なのでしょう。
さて、この信州ダービーもサッカーファンの間では抜群の知名度を誇りますが、残念ながら普段サッカーを見ない、サッカーを知らない人からすれば「びんずるさんの因縁?」「もう長野と松本統合しちゃいなよ」「信州って何?長州?」などどふざけたことをのたまう奴は僕が片っ端から口いっぱいにイナゴをぶちこんでカーリングの氷上擦るブラシで顔が燃えるまで擦り倒していくので覚悟しとけな。とにかく、サッカーを知らない人でも信州ダービーを知ってもらうのには長野県の総力を結集して宣伝・告知して盛り上げる必要があります。

長野駅改札もご覧の通り

 まずは善光寺の通りに貼りまくります。八幡屋磯五郎の店舗、通り沿いにある高そうな宿、おやき販売だけで成り立ってるようなお土産屋、牛の像、びんずる、すべてにべたべた貼ってよいでしょう。その後は善光寺から下った先のお役所関係の建物、立派になった駅ビル、タワレコにも置いてもらいましょう。え、タワレコ長野店潰れたの?マジ?その他エムウェーブビッグハット松本城諏訪湖などなどとにかく目につくところすべてに貼っていけばいいと思います。なんてったって公式サイトから無料でダウンロードできるわけなので。東京周辺で夜な夜な信州ダービーのポスターを電柱に貼っている全身オレンジ色の怪しいおじさんがいたらそれはおそらく僕なので警察に通報するのは勘弁してください。

長野駅周辺もご覧の通り

軽井沢に貼る

 そういえばパルセイロも某緑の頂目指す系チームも東信地区にはあまり進出してこない?佐久まで?上田は?小諸は?軽井沢は??
軽井沢は全国的に有名な観光地でありながらサッカーとはほぼ無縁状態の町。新幹線も通っているし、外国人観光客も多い。となれば、このグローバル時代において軽井沢を味方につけるメリットはとても大きいはず。長野から高速で1時間弱だし、町内の保育園が6か所、小学校が3か所なので、巡回って言ってリュウ、丹羽、高橋、青木、鈴木、藤森、レオ、三田あたりを派遣すればなんとかなると思う。足りないところはシュナイダーさんが行ってくれ。むしろ風越公園でトレーニングマッチしてくれ。芝生も綺麗だし。

スマホの裏に貼る

 この前、知り合いが透明なスマホケースに遊戯王カード入れてて愕然とした。こんな使い方があるのかと。これ、信州ダービーポスターでもいけるんじゃね?スマホを取り出すたびにシュタルフ監督の戦士顔。進の走る姿、山本の走る姿。闘争心みなぎる顔のはずなのだが、進の走る姿ちょっと優しくないか?これプレスにいってる顔じゃないよな。山本はおそらくイーブン気味(やや相手寄り)のボールを必死に競ってる姿だと思うが、進はこれ多分ボール遠いところにあるときの顔だぞ。ともかく、スマホを取り出すたびに気持ちは信州ダービー。もし街中で某緑元名波監督チームサポと対峙しようものなら、
「ここで信州ダービー(や)るか・・・?」(懐からおもむろにスマホを取り出し顔の前で構える)
「こんな目立つところで信州ダービー(たたか)ってしまえば一般人の被害は避けられない、場所を変えよう」(謎の結界を張るポーズ)
長野市の畑のど真ん中~
「ここでなら全力で信州ダービー(ぶつか)っていけるだろう・・?」(臀部あたりからスッとスマホを取り出す)
「余裕だな・・。そのきれいな信州ダービー(顔)を二度と見られなくしてやるぜ!」(ビームを出す雰囲気の謎の構え)
となりかねないので、その時は仲良く橙宴で酒でも飲み交わしてください。

ここで俺と信州ダービー(や)るか…?の例

俺自身がポスターになる

 俺が・・!俺たちが・・・、ポスターだ!!!


背中に貼って町を闊歩するもよし、お腹に貼ってさながら渋谷でフリーハグを敢行してる脳がバグった輩を模倣するもよし、シュタルフ監督の顔のところで顔はめパネルを作るもよし、大野の顔あたりも顔はめパネルには丁度良さそう、何十枚も印刷して身体に張り付けて実は遠くから見るとライオーの顔が浮かび上がってくるモザイクアート風に仕上げるもよし、もはや時代は繊維ではなく紙だ!と言い張り信州ダービーポスターを切り貼りしてスーツを仕立て上げパリコレに出典するもよし、あなたもパルセイロも可能性は無限大です。

 信州ダービーポスターの宮阪、顔に影付き過ぎて佐藤二朗に見える問題。

去年のはコチラ↓

https://note.com/makkymakimaki/n/n65b5e8dc0ef1


最近聞きまくったビジュアル系バンドの歌

MONSTER(アルルカン

アルルカンっぽさがいい意味で抑えられつつも、ロック全開でとてもキャッチ―プラスメッセージ性のある歌詞がいかにもアルルカンらしい曲。歌詞通りツノを無くし薄めメイクになった暁だが、途中の暁の語り「僕はおかしいですか!?僕はおかしいですか!!??」で、僕の脳みそがおかしくなりそうなくらいに痺れてしまった。その語りからの歌い出しの流れでの「(背後無音)もう何一つ、許せないかあああらあああ!(ドッ!シャアアアン!!」があまりにも強烈で、10万ボルトを食らった哀れなギャラドスと化した僕はこうかはばつぐんだ!でひんし状態になった。

https://youtu.be/a2MlVXCbGPc

鵺(己龍)

和風ホラーというジャンル・世界観は、もうあのリングシリーズを以てすら過渡期で貞子を萌えキャラ化し最新映画はもはやホラーギャグ化させる方向にいってしまったなか、己龍の場合は和風ホラーソングジャンルとして「無垢」が一つの到達点かと思っていたがそれを軽々と飛び超えてきた。最初から最後まで走り抜ける疾走感、それでいてギターソロ中のドラムの変則的なリズムが耳の中で渦巻く。一度聞き終わった直後にもう一度聞きたくなる無限の中毒性は例えるなら食べるラー油に近い。ちなみに僕は食べるラー油にハマりすぎて体重が4キロ増加した過去があるが、鵺を聞きすぎてパケ死(死語)するかと思った。べたべたべたべた。

https://youtu.be/4W2b-3L62EE

五月ノ雪(真天地開闢集団ジグザグ)

公式チャンネルが配信しているミュージックビデオがライブバージョンのみということなのだが、そのライブバージョンの完成度が高すぎてもはや原曲を超えているともっぱら噂の曲。一撃目から繰り出される「んねええええっ??」の問いかけからの「んなああによおおりいっああああいしいいてるううう・・・」の上がりっぷりは富士急ハイランドのジェットコースターFUJIYAMAの上昇中を思わせ、その後に来る「きいええはしいいいなあああいでええええ・・いんまああでもおおおおお(ハイトーンクリアボイス)・・・むねええのおおおくずうううtっとおおおお・・・」で落下すら許さないまま成層圏を飛び抜け、宇宙に放り出され、いわゆる逆バンジー状態で成層圏を単独突破。このまま永遠に宇宙を彷徨うリノアになるかと思ったが今度はそのまま落下し大気圏突入することになる。悲しみの中にそれでも救いを求めようとするその歌詞は、過去の優しい記憶に縋るのではなくそれでも前を向こうとする決意の一曲で、降ってきたのは五月の雪ではなく成層圏逆バンジーからの大気圏突入して地球に帰ってきた僕だったということです。
は?

https://youtu.be/hw6LADKQQvM

復讐は正義(真天地開闢集団ジグザグ)

こちらもジグザグの代表曲の一つで、いわゆる以前のジグザグの曲作りの典型だった”メンヘラ女子目線ソング”なのだが、こちらも聞いてほしいのは原曲ではなくライブバージョン。命様のハイトーンクリアボイスがライブで炸裂するのだが、注目はドラムとベース。ドラムの手数の多さ、ベースのカッコよさ、ジグザグの楽器隊の魅力がインドの電車くらい詰めに詰め込んである曲なのでこちらは映像を見ながら楽しんでほしい。龍矢可愛すぎ。

https://youtu.be/2nfHgpHMKgA

おさかな地獄(ゴールデンボンバー

90年代のビジュアル系ソングの定番達を詰め込みまくったような曲。曲全体に響き渡る「ティロリロリーーン」みたいな音、ハイハットシンバルによる「シャ!シャ!シャ!シャ!」と切るような叩き、曲の最後にある無限ループフェードアウトの終わり方、曲の最後の最後の方まで聞きたい勢は小さくなっていく音に対してあえてボリュームを上げて、最後の一音まで聞き逃すまいと耳の穴かっぽじって貪り聞こうとして、次に使うときにボリュームを最大にしていたことを忘れ、爆音で鼓膜を破壊されるという経験はラルクアンシエルLies and Truthで何度も味わったことだろう。

https://youtu.be/bC7gKWXPlbc

マリアの肝臓(ゴールデンボンバー

ここ最近聞いた中で一番天才だと思った歌詞。これはキリショー主導なのかあやまんJAPAN主導なのか分からないが、いずれにしてもその才能が恐ろしい。内容としてはコッテコテなビジュアル系バンド歌詞に、あやまんJAPANによる酒飲み風の合いの手を入れていくというものだが、これがとにかくカオス。特に「ヴェルベット(の部屋)」を「ゲロベット」にしたところと、「孤独に胸が震える」を「シラフになると指が震える」の部分は吐くほど笑った。

https://youtu.be/nrjiFEGKeSE

真っ白な闇がすべてを塗り替えても(摩天楼オペラ

こちらは正統派ビジュアル系シンフォニーヘビーメタルバンド摩天楼オペラによる超正統派シンフォニックヘビーメタルソング。摩天楼オペラのカッコいいところをすべて凝縮し、丁寧に焙煎した後にじっくり抽出、そこに各楽器隊が厳選したスパイスを振り、最後にシャネルの土鍋で炊いた白米の上に乗せて出来上がったような高貴さが全体に広がっている。苑の歌唱力ももちろんだが、なんといっても楽器隊のレベルの高さ、ドラムから漂うYOSHIKIリスペクト感も相まってもはや新しい音楽ジャンルの一つとして【摩天楼オペラ】を確立したと言っても過言ではないと思う。

https://youtu.be/Xf_ZBAtvYgg

FACELESS(NOCTURNAL BLOODLUST)

スタートからいきなり耳が吹っ飛ぶほどの重音と攻撃性で始まり、その後も休むことのない連続攻撃を一方的に浴びせられ、歌詞が始まる前からすでにタオルを投げ込まれそうになるところをなんとか堪えたのもつかの間、そんななかで繰り出される尋の歌声がもはや聞く暴力。成すすべなく尋の口から発せられるゴリラパンチをただただ食らうのみの哀れなサンドバック状態となった僕でした。楽器隊のレベルの高さもそうだが複雑すぎる進行に「これ、ライブでは録音して流すんじゃなかろうか・・・?」と聞いてて心配になる。

https://youtu.be/oXNhrT6GiIM

FOREVER(L’Arc~en~Ciel)

ラルクファン待望の新曲はひたすらに美しく、ラルクの陰か陽かの部分で言えば【爽】としか言えないような、美人な曲。ここで言う美人というのはジェンダー関係なく「あっ、この人、美人だわ」と確信するような美人のことで、人間で言うならHydeのことを指すと思ってもらって良い。あと毎度毎度MVが良い。なんかメッセージ性がありそうで途中なぜか危険信号が出るのだが基本的に意味はないと思う。こういった遊び心もラルクMVあるあるですよね、瞳の住人で燃えてる人が走ってたり、DIVETOBLUEで猫を飛ばしてみたり。一時期のちょっと陰なラルクも好きだけど、最近の前向きなラルクも好きなんですよ僕は。LINKやGOODLUCKMYWAYが好きな人は多分激ハマリすると思う。

https://youtu.be/jVlezpAcRRo

カタストロフノート(DIAURA)

コッテコテドロドロアブラマシマシビジュアル系ド直球バンドのDIAURAが見せたスーパーアダルトソング。曲がエロ過ぎて青少年健全育成条例に引っかからないかがマジで心配。全人類がヨダレを垂れ流すくらいに大好物であろう、いわゆる「決して結ばれない束の間の恋に囚われたボクの悲しみ」を歌った曲なのだが、これをDIAURAが歌うことでこんなにも世界観がエロスとカッコよさに染まってしまうのかと脱帽した。ロケ地である横浜に残り香を嗅ぎに行こうかと思った。yo-kaが「綺麗に幕を引けるほど簡単にできた頭じゃないから」とかド真ん中ド直球な歌詞を歌ってることがすでに変化球といっても過言ではない、直球に見せて微妙な変化をしているという意味ではツーシームに近いのだが、実はナックルボールでした!というビジュアル系バンド界の山崎康晃

https://youtu.be/-CEhgM-_HQA

CRIES OF ART(RAZOR)

始まりはスローテンポな感じなので、「あ、今回は壮大な感じでじわじわ攻めてくるのかな?」と思わせておいていきなり強烈な一撃を浴びせてくる、雪合戦の雪玉の中に石を仕込んでくるような凶悪さを持った曲。それでいて途中すげー柔らかい雪も仕込んでるからもうどれに当たっていいのか分からない。常に身構えておかないといきなり爆音のビンタしてくる分、事前にちゃんとビンタする予告をたっぷりしてくれる蝶野のほうが全然優しい。このミュージックビデオのハイライトはなんといっても衍龍のギター回しが2回も見られるところ。出し惜しみなくギターをぶん回してくれる衍龍はそのうち、ギターでヌンチャクしだすんじゃないかと期待している。

https://youtu.be/k_z1t_n7rT4

みんなもドンドンビジュアル系ソング聞いてくれよな!米津ばっかり聞いてるなよな!


サッカー監督の服装に規定はあるのか

AC長野パルセイロの監督、シュタルフ監督がJ3第二節愛媛FC戦で第四審と主審から珍しい(?)注意を受けていた。

カーディガンを脱ぎなさい。

前半40分頃だったと思うが、DAZNの実況がシュタルフ監督が第四審の望月純樹さんから何か言われているという旨の言葉を言ったのち、主審の酒井達矢さんがわざわざ試合を一時中断し、シュタルフ監督のもとに行き、1~2分程話をした。このとき、シュタルフ監督の着ていたカーディガンがオレンジ色で、ホームの愛媛FCも似たようなオレンジ色を着用していて、パルセイロは白いアウェーユニを着用していた。おそらくカーディガンの色が愛媛FCのユニフォームと似ている色だから脱ぎなさいという注意なのではないかと、実況は考察していた。だが、そこはパッションの男シュタルフさん。一向に脱ぐ気配を見せないどころか、むしろ何故脱がなくてはいけないのか納得がいかないという様子で主審と話し合い、結局その場ではカーディガンを脱ぐことなく主審の酒井さんはその場を離れ試合は再開された。

その後、ハーフタイムを挟み後半が始まるとカーディガンを(おそらく渋々)脱いで試合に臨んでいたシュタルフ監督だが、今度はそのカーディガンの下に来ていた白いポロシャツが注意されたようで最終的にはジャージを着ていた。

その後、試合後のインタビューやシュタルフ監督のインスタアカウントで服装を注意されたことに対して、いつも通りのパッション溢れる言葉で疑問を呈していた。

【ルール上問題ないことで個人の自由を奪うことが平然と許されることが理解できない】

【私が理解できないのは、ルール違反をしていないのに、レフリーをリスペクトしろとか、素直に従おうよというたくさんの意見】

ということでさっそく監督の服装の規定を調べてみましたが、競技規則ではそれっぽいのは発見できませんでした。(探しきれなかっただけかも)

また、試合中に紛らわしいかと言われたらまずそれは試合開始時に気づくべきだし、そもそも前半も終わりかけるタイミングでいきなり言って、注意したにも関わらずじゃあシュタルフ監督が脱がなかったという時にそのまま引き下がってしまったことで「即時性がないなら、じゃあなんで試合中にプレーを止めてまで注意したの?」って単純に疑問に思った。試合をわざわざ止めてまで言ったのに、それならハーフタイムでもいいのでは?試合中に紛らわしいという意見は、試合中にピッチ内にいる選手とピッチ外にいる監督の区別もつかないんですか?ってなるし、言われたんだから従えって意見は、それは試合の裁量をとる主審の権限の範囲内なんですか?それはお互いをリスペクトすることになるんですか?ってなる。

もし過去に同じようなことがあったよという意見があればぜひ教えて欲しいのと、個人的には監督の服装くらい(常識の範囲内で)自由にさせてあげてほしいと思っています。

ということで、シュタルフ監督は夏場は水着でお願いします。


サンリオピューロランドに、この世のオアシスを見た

先日、何を考えたのかふとサンリオピューロランドに行ってきました。

厳かな雰囲気はまるで魔王城

前提として、これまでの僕の人生においてサンリオキャラクターに関わったことはほぼ皆無で、強いて言うなら小学校低学年の頃に実家にケロケロケロッピのコップがあってそれを使っていたのと、高速道路のサービスエリアのお土産コーナーに置いてあるご当地キティちゃんを見て「商魂たくましいな」くらいのイメージでしかなく、普段サッカーと唐揚げくらいにしか興味のない僕は「ミッフィーはサンリオ?」や「ピューロって何?」というレベルの理解度でしたが、感想を一言で言えば【ある意味昇天しそうだった】

まず入口に入るといきなり出迎えてくれるのは巨大キティさん像。


存在感としては東大寺の大仏並みで、左右にはどこに繋がるか分からない階段と巨大キティさん像の下部には底の見えない下りエレベーター、そしてその周辺で作られているどこが始まりでどこが終わりか分からない謎の行列の数々。謎過ぎてもはや恐怖。イメージとしてはゾンビの蔓延る洋館にたどり着いたSTARSを想像してもらうと良いと思います。

「僕はもしかして、足を踏み入れてはいけない領域に入り込んでしまったのではないか・・・」、入場してわずか1分で異世界転生してしまった僕はこの世界の常識・ルール・在り方も分からず戸惑うばかり。まるで赤ちゃん。オギャアオギャアと泣いてしまいたい気持ち。だが、負けるわけにはいかない。入場して即帰りたい気持ちを振り払い、城に攻め込む歩兵のごとく、まずは正面の下りエレベーターに乗り、仄暗い底へと進んでいった。いったい、何が待ち受けているのだろうか・・・。

パアアアアアーーーーーー!!(謎の効果音)

そこはなんと、地下に広がる地底世界。地下なのに昼間のように明るい室内、どこからともなく聞こえる女子の声、甘い香り、高音の歌声、多摩センターにセンター・オブ・ジ・アースが存在した。

ユニクロのウルトラライトダウンを着ているおっさんなど僕以外におらず、みんなヒラヒラしたピンクの服、謎の耳、黒いマスク、パッツン前髪、つまようじのような脚、もはやサンリオを纏ったかのような華やかな衣装の女子ばかり。グーグルで「量産型オタク女子」で検索をしてもらえば、イメージつきやすいと思います。

試合開幕早々にレッドカードを突き付けられた菅原智の顔になっていた僕が周りを見渡すと、同じような顔になっている同士(おっさん)と目が合った。その人は、途中出場からわずか2分でレッドカードを貰った中島翔哉の顔だった。もう帰りたい・・・。

海外に移籍した井手口がこっそりJリーグに帰ってくる気持ちが少し分かった僕でしたが、ここで爪痕を残さないと僕はサンリオピューロランドに負けた男になってしまう。気持ちを奮い立たせ、それでもアトラクションなら・・!アトラクションに乗りさえすれば楽しいはず・・・!とアトラクションを探しました。

~キキ&ララ トゥインクリングツアー~

下調べ無しで目に付いたその文字に飛びついた僕。何があるのか、そもそもコレはなんなのかも分からず、ただ列が空いてたってだけで並んだアトラクウションらしきもの。さて、鬼が出るか蛇が出るか。出たのはキキ&ララでした。
門をくぐった先に広がるのは、白、黄色、そしてピンク。ただ謎のオブジェが置かれ、回すと光る謎のオブジェや触っても何も起きない謎のオブジェ、座っていいのかも分からないオブジェや触っていいのかも分からないオブジェ。もはやオーパーツ。キキララって誰だ。僕は何者だ。周囲の人たちはそれぞれ散開し、狙いのオブジェにロックオン。事前に打ち合わせていたかのごとく次々とシャッターを切っていく様はまるで敵アジトに突撃するSWAT部隊。そのなかにド素人の僕が混じってしまった。
戦場だったらフレンドファイアされていてもおかしくない状態に陥っていた僕だったが、かろうじて理解ができたものがあった。2つ並んだ小さいイス。
「ハハ、これは座って並んで写真を撮るためのものだろ?ここに座ることで写真映えするってさすがの僕でも頭じゃなく本能で理解したわwww」などとのたまっていたが、その瞬間僕の網膜に飛び込んできたのは、その小さいイスに謎の男性キャラクターの人形を座らせそのキャラクターに向けてシャッターを切りまくる女子の姿。

え・・・?本人は写らないの???

トゥインクリングツアーどころか地獄への片道電車に乗っていたことに気づいた僕だったが、ここからが本当の地獄。本当の「散離尾飛雄露乱怒」の始まりに過ぎなかったことにこの時点では気づいていなかった・・・。

ゾンビの顔と足取りで徘徊する僕だったが、他の人たちはとても楽しそう。歓喜の声を上げる者、カラフルな謎の固形物を口に運び恍惚とする者、ピンク一色の塊に乗り込み虚無空間へ消えていく者、そこにいる全員がこの「散離尾飛雄露乱怒」の住人としてここで産まれ、一生を終えてしまうんじゃないかと思えた。
この世界では、僕が世界の異分子なのだ。

そこにおもむろに現れるキティ、ポムポムプリン、そしてショッカー親衛隊のような赤い人間、青い人間、黄色い人間・・・。


「We Are ピューロ学園★☆!!!」

もう。。。無理だ。。。。

目の前で繰り広げられるショーにおける可愛さの大渋滞に、僕の頭は理解が追い付かない。そして突如としてセンター画面にデカデカと映し出される普通のレッサーパンダ、かと思ったらアグレッシブ烈子という名前らしい。コンセプトが分からない。アグレッシブ烈子・・・お前は誰なんだ・・・?

ショーを見ているはずの僕だったが、虚空を見ているも同然で目がうつろなまま。立ってはいるが、完全に心の中はブラジルとの試合を終えた中田英寿のそれ。

【こんなにも、世界ってのは遠いんだなあ・・・。】

上記はプレミアリーグに移籍した某日本人選手が大きな期待を集めるなかで迎えたプレミアデビュー戦、激しい当たりやJリーグとはケタ違いのプレースピードなど強烈な洗礼を浴びて失意のデビューを飾った後に発した言葉とされます嘘です今僕が作りました。

そしてクライマックスは、中央広場で繰り広げられる光と音のショー。

「Nakayoku Connect」

天井からロープで吊るされたゴンドラに乗るキティと、サンリオキャラクター勢ぞろいで開催される「ポップなダンスミュージックにのせてイルミネーションやレーザーが煌めくライブショーとバーチャルの世界が融合した、新感覚エンターテイメント!」との事らしいが、どう見ても不安定なゴンドラの上で踊り狂うキティが落下しないかのほうが心配になって、とても見ていられない。聞いたことのない曲やレーザー照射のことよりも、キティの動きによってゴンドラが揺れるたびにハラハラドキドキ。これが新感覚エンターテイメント・・・!

すべてを鑑賞し終わり家路につく僕の疲労と困惑に満ちた背中は、大量得点を期待して見に行った2003年12月7日埼玉スタジアム2002での東アジアサッカー選手権、日本対香港で三都主のPKによる1点での辛勝を目の当たりにしたときの浦和美園駅までの姿そのものだった。

お昼ご飯のフードコートがあまりに混んでたので、一回退場して近くのコンビニで食事を済ませたその瞬間が一番心落ち着きました。コンビニこそが心のオアシス。

四方八方を可愛いに囲まれたい人、サンリオに網膜を焼かれたい人、骨髄までピンクに染めたい人にはぜひオススメの施設となっております。

昭和生まれの選手がいないJリーグクラブを全部数えた

皆さん、Jリーグ楽しんでますか?

各クラブ2023年のチーム編成もだいたい終わり、キャンプインやらなんやらで徐々にシーズン開幕モードになってきましたね。

さて、皆さんは職場やら知り合いとこんな話で盛り上がったことはありませんか?

「えー!平成生まれ!??」

そう、いわゆる昭和おじさん達による生まれ年号マウントのアレです。ちょっと昭和をかじった程度の人間たちがもう30も半ばの平成生まれの人間たちとなんとかして交流をしようとした結果爆死する鉄板爆死トークなのですが、正直平成生まれからすると飽きるほど聞いた会話の流れなので差し支えない範囲で適当にあしらっていただければよいでしょう。昭和おじさん達は昭和ハラスメントに気を付けていきましょう。

そんな昭和生まれですがサッカーというスポーツにおいてはずいぶんと少数派になってきました。加齢とともに落ちる体力、技術・・・。チーム編成においても年齢と戦力と予算のバランスを考えながら昭和生まれ達は日々戦っております。24時間タタカエマスカ?

そこで今回はJリーグ全カテゴリーで昭和生まれの選手がいないクラブ】を数えてみました。(2023.1.26時点)

調査方法は、Jリーグ公式データサイトで平成が始まった1989年1月8日以前生まれを調べ、そこからひとつひとつのクラブの在籍選手を調べ手作業で集計するという昭和感丸出しの方法を採用しております。

昭和おじさんを排除し、平成生まれだけで楽しくサッカーをするという青春真っ盛り、青き伝説シュートを思わせるキラキラサッカークラブになっているクラブはどこなのか。さっそく公開します。

J1・・・1クラブ

横浜F・マリノス

さすがJ1王者クラブ。昭和生まれは在籍しておらず、青春真っ盛りな平成ボーイ達だけで作り上げたチョー気持ちいい(平成16年流行語大賞)キラキラ攻撃サッカーを見せつけていましたね。チーム最高齢は實藤友紀ですが、なんと1989年1月19日生まれで平成が始まってわずか10日に産まれています。これは平成の申し子といっても過言ではないですね。ちなみに平成になって一番最初に生まれた石田成之さんは今元気でしょうか。グローバリズムがキーワードになった平成の時代を象徴するかのように国際色豊かな横浜の街クラブとして相応しい選手編成ではないでしょうか。

J2・・・3クラブ

モンテディオ山形いわきFC藤枝MYFC

J2は3クラブもありました。まずはモンテディオ山形。2022シーズンのJ1昇格プレーオフでもその実力を見せつけていて、2023シーズンは平成生まれを中心に更なる躍進を遂げることでしょう(平成生まれしかいないけど)。最高齢は加入以来生え抜きキャプテンの山田拓巳の33歳。モンテディオはえぬきでキャプテンとはもはや平成時代の山形を体現した存在ですね。樺山や山田康太といった期待の若手たちが近年続々台頭する山形には引き続き「こんなん(若手)出ましたけど~」(平成元年流行語)な活躍に期待したいところ。続いては筋肉集団いわきFC。さすがというかやはりというか昭和生まれがいないどころか半数以上が20代前半、Jリーグ開幕はおろかジョホールバルの歓喜のときですら生まれていない選手がほとんどとかマジですか?たまごっちとかもののけ姫よりも後なの?チョベリバも知らない・・・?おじさん眩暈がしてきました。最後は藤枝MYFC。初のJ2昇格を果たした原動力となっていた昭和生まれ選手達を2022シーズン終了後にバッサリ切って若返りを果たしました。これがかの有名な鳩山さんの友愛/排除の論理(平成8年流行語年間大賞)のことでしょうか。たぶん違います。現状ではJ2残留争いあたりが現実的な目標だと思うのでメークドラマ(平成8年流行語大賞)を見せてほしいですね。同情するならカネをくれ!(平成6年流行語大賞)。

J3・・・5クラブ(暫定)

AC長野パルセイロ奈良クラブガイナーレ鳥取カマタマーレ讃岐ギラヴァンツ北九州

J3は5クラブでした。まずはAC長野パルセイロ。そもそもはこのマイクラブから昭和生まれがいなくなったことが今回の執筆のきっかけでした。シュタルフ監督の要求するアグレッシブパッションサッカーを体現するには、昭和生まれは体力の限界千代の富士なのだと思われます(平成生まれには分からないギャグ)。2022シーズンは昇格争いにも絡めずめっちゃ悔しい~(平成12年流行語)思いをしており、今のパルセイロはどげんせんといかん(平成19年流行語大賞)ので、去年の順位とかそんなの関係ねえ!(平成19年流行語)勝ちたいんや!(平成15年流行語大賞)の精神で頑張ってほしい。次は奈良クラブ。というか奈良クラブさん、アシスタントコーチ以外のスタッフも平成生まれなんですが・・?監督33歳だと・・・?今回の企画をやらなかったら分からなかった衝撃の事実を知れただけでも自分で自分を褒めたい(平成8年流行語大賞)。ガイナーレ鳥取はそういえばいつの間にかフェルナンジーニョがいなくなってたのね。こちらも昭和生まれ達をばっさり切って若返りを図ったみたいです。チーム最高齢の元パルセイロ田中恵太ことタマちゃん(平成14年流行語大賞タナちゃんには頑張って欲しい、パルセイロ戦以外で。カマタマーレ讃岐も平成ボーイ達でJ2昇格争いに絡みたいところだが年々激しさを増すJ3戦線にまったくついていけていない印象なので、どこかの爆買い(平成27年流行語大賞)オーナーが出てこないと厳しいと思われる。もしくはアウェイ客にうどんのお・も・て・な・し(平成25年流行語大賞)で地域活性するとか。最後はギラヴァンツ北九州。所属選手最高齢は夛田、上形の30歳!若い!スマホやインターネット、IT革命(平成12年流行語大賞)など急速な発展を遂げた平成の時代を代表するクラブといえますね。スタジアムもインスタ映え(平成29年流行語大賞)するし。

以上!FC大阪も1名謎の人物(村木伸二)以外は平成生まれでしたよ!

https://news.yahoo.co.jp/articles/949785379840941d13d12fecce32563ecb6f3825

ちなみに、FC琉球のダニー·カルバハル選手は1989年1月8日生まれで平成初日に生まれたそうです!だから何と言われましても…

偏見に満ちたカタールワールドカップベスト11

ワールドカップ、面白かったですね。こういう大きなスポーツイベントでは大抵”バズる”人っていますよね。そんな人たちを並べてみました。
フォーメーションは、あの躍進したモロッコクロアチアも採用していた4-3ー3です!

GK

山本昌邦

毎回解説に来るたびに謎のワードや精神論を展開し、独自の昌邦ワールドを生み出す「人間力」でお馴染みの名手。今大会でもその安定感のある言葉選びをアルゼンチン対フランスによる決勝戦で存分に発揮。いつも通りの「セットプレーが大事」、「世界の舞台」、「これがサッカー」といったフレーズを言い放ち、これもう録音かBotでもいいんじゃないかという気持ちにさせてくれたが、最後のPK戦でサプライズが起きました。喋らない。一切喋らない。実況からの質問に対しても数秒間黙ったままという、解説の仕事を放棄したといっても過言ではない離れ業をやってのけたのです。何が起きたのかとザワつく視聴者達がそのまま耳を澄ませると、、、泣いてる。泣いているのです。アルゼンチンとメッシが優勝を決めた瞬間、感極まって泣いてしまい、ようやく絞り出した言葉が震えているのです。なぜ何の縁もゆかりもないはずの山本昌邦が泣いているのかあまりの出来事に実況も森岡隆三も困惑。最後の最後にリバコビッチ並みのビッグセーブを見せてくれました。

https://note.com/last15minutes/n/ndfdee2ccc89c

DF

森岡隆三

こちらもフランス対アルゼンチンの決勝で山本昌邦とともに解説を担当するのだが、毒にも薬にもならないような話ばかりでまったく存在感が発揮できなかった。PK戦までもつれこんだ死闘の中、何故か泣き出した昌邦につられて少し涙ぐむようなしゃべり方になっていたが、おっさん2人が泣いている絵が地獄過ぎて僕の脳が勝手に意識から森岡と昌邦を消していた。さしずめグバルディオルばかりクローズアップされてしまっていて、しっかりレギュラー張っていたのに完全に存在が消えていたロヴレン状態。

影山優佳

【アイドルもやるサッカーオタク】として既に有名な方ですが、今大会でもその実力を遺憾なく発揮。恵まれたフィジカル(ルックス)と抜群の読み(予想的中)に加えて会話の展開力、圧倒的な運動量で連日多くの番組に出演。全国民が影山さんに睡眠と休養の重要性を説いていました。長谷部誠もいつかのワールドカップでは睡眠不足からくるコンディション不良に陥ってしまっていたのでしっかり睡眠をとって心もお肌も整えてほしいものですね。日本のサッカー選手たちはモドリッチでなく、彼女を目指すべきではないでしょうか。そんな僕もさすがにチェックしないとなと思いYouTubeで影山さんがサッカーをやっている動画を見ましたが、なんですかこの天使は。こんな人がサッカーやってたら僕は、パレデスからの卑劣なファウルやパレデスからの全力ボール蹴りから身を挺して彼女を守りたいと思いました。

https://youtu.be/rnwbhTH2vvc

天使がボール蹴ってる。

恵俊彰

民法番組は普段あまり見ない僕ですが、たまたま昼に見かけたTVで恵さんが興奮しながら三笘薫のラインギリギリの折り返しについて熱く語っていたり、サッカートークが楽しすぎてなぜか土日も集まろうと提案していたり、ただのオジサンがサッカーを通じて世間に寄り添おうとしてくる、長友のブラボーおじさん化を思わせる様子を目の当たりにした気がした。サッカー関係者をスタジオに3人も呼んでいて人員過多な感は否めなかったが、それでもサッカーのための時間を沢山割いてくれたことでワイドショーによる宣伝効果もとても大きかったとは思います。ただ一言。フランスの12番とかフランスの20番とかではなく、エムバペ以外の選手もちゃんと呼んであげてください!

本田圭佑にツッコまれた日本代表男性サポーター

グループリーグ第三節、日本対スペイン。堂安、田中碧のゴールによる大逆転勝利で日本中が歓喜に沸いた試合だったが、その中で一人のサポーターが全世界に注目された。日本の2点目の瞬間、スタンドで泣いている男性サポーターに対してABEMATVの解説だった本田圭佑が「まだ泣くのはやいって!」とツッコミを入れてバズった。その後もあのシュナイダー潤之介氏の友人だったことが発覚したりと攻守に活躍。日本にフフッとさりげない笑いをもたらしていた。

https://twitter.com/j_schneider29/status/1598648612720111616?s=20&t=ze3QjgeOvjC38n7zY7Ms8Q

MF

SHONO

こちらが今回一番の出世頭、クロアチアのグヴァルディオルやモロッコのアムラバトに匹敵する台頭を見せた人物じゃないかと思います。FIFA公式映像にたまたま映ったというだけで全世界から美女サポーターとして注目され、その後もアムラバトを思わせるその豊富な運動量を武器になぜか民放番組に多数出演。あの北澤豪と一緒に日本対スペインを観戦した様子がTVで流れていたが、見てみたらただのやかましい女子なだけだった。それでもその後もワールドカップ関連を中心に仕事が舞い込んだ様子で、ジュビロ磐田公式アンバサダーに就任する躍進。まさにワールドカップをきっかけにスターに上り詰めたのだが、こういう出世をする選手はその後泣かず飛ばすなことも多々あるので、ぜひ本業のバンドのほうも頑張ってほしい。

https://twitter.com/SHONO_14/status/1595466833859002368?s=20&t=aMxTOCe2c8kxy_oQ2sUhYQ

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e82a5971908602ec59fa42f7388bda64b7880fd

本田圭佑

ABEMATVで解説担当、その独特な言葉選びや自分の感情を素直に表現する姿勢が視聴者に大きなインパクトを与えた。基本的には世間一般の大多数的なサッカー人感覚を持っているので、試合の中で劣勢なほうを応援する傾向や、そのチームが抱えている背景や心情も考えて勝ってほしいほうにとても肩入れしやすい傾向にあり、解説としてそれはどうなのかと思うが、それもまた魅力や味として好意的な目でみられている。また、小難しい単語を使わず直感的に分かりやすい言葉を用いるので、一部界隈では今後、松木安太郎の後釜として期待する声も大きい。

寺川俊平

テレ朝やABEMATVで日本代表戦を中心に実況を担当。本田圭佑との抜群の連携と駆け引きが、モドリッチ&コバチッチや遠藤&守田を彷彿とさせた。サッカー知識も豊富で、自由奔放な本田圭佑を冷静にサポートしたり、ツイッターでも資料をたくさん用意してとても真面目な様子をアップしていたりと、どちらかというと好き勝手やってるジダン&フィーゴを支えるマケレレのような活躍を見せていた。決勝が終わった後に本田と共に槙野との絡みの様子をしゃべる際の疲れ切った顔が、延長戦プラスPK戦による長丁場の実況という激闘の凄まじさを物語っていた。

FW

小澤一郎

サッカージャーナリストとしてこれまでも精力的に活動していたが、今回のワールドカップでは民放番組にも出演。彼に限らず、サッカー関係者は夜は試合見て昼はテレビ出て、ほんといつ寝てるんだというくらいに攻撃的な活動していた。ただ昔ちょっと有名だったというだけでテレビやYouTubeに出て過去の思い出話や日本代表にモノ申してるだけの方々とは違って、きちんと筋道立てて分析をしていて、サッカージャーナリストという業界の認知度向上に大きく貢献したと思う。YouTubeチャンネルのほうではその実力を惜しみなく発揮しているが、多数の出演者がいて全員が全員爪痕を残そうと好き勝手にしゃべり、ようやく出番が来たと思ったらしゃべる時間が残り僅かということの多い民放番組では実力をあまり発揮しきれていなかった。まるでサラビアのよう。

クロアチア人美女

クロアチアの躍進を下(意味深)で支えた女性サポーター。というか、ただ単にクロアチアの活躍に便乗しただけな気もする。攻撃的な写真を多くアップし、いずれもクロアチアサッカーとは一切関係しないようなものばかりだったが、とりあえずこういう人はバズればなんでも良いので、こういうやり方もありっちゃあり。ちなみに僕は一切その写真を見ておらず完全に印象だけでこの文章を書いています。

メッシ

終わってみれば、今大会はメッシのメッシによるメッシのための大会。と誰もが思う大会だった。活躍は言わずもがな、その一挙手一投足が注目され、最後の優勝トロフィーを掲げるその瞬間まで世界中がアルゼンチンを、いやメッシを祝福した(フランスは除く)。エミリアーノ・マルティネスがどれだけやらかそうが、ラウタロがどれだけ残念だろうが、ディバラがどれだけイケメンだろうが、そんなことはメッシが優勝トロフィーと添い寝してるって事実だけで完全に許される。おめでとうメッシ。

https://www.instagram.com/p/CmYyND_OYMl/?igshid=MDJmNzVkMjY=

こんな写真撮るのメッシだけだろ笑

SUB

シュナイダー潤之助

上記の日本代表サポーターの友人ってことと、松本山雅を退団してパルセイロに加わることが発表されたってだけで入れました。

https://parceiro.co.jp/info/detail/WcU7jp9iCoa0aKr6NoUBBU9uMVcwakQ4V1Z2Tktsb3V5R2MtY1UwVXNGc016LXZHbmM3ZDhOZVNneUU

次のユーロは日本代表も参加させてもらえませんか?

にわかサッカーファンでも通ぶれるワールドカップの振り返り方

ワールドカップ、面白かったですね。
まさか、仕事先の70歳のおばあちゃんまでワールドカップの話題を出すとは思いませんでした。

これまでワールドカップといえば一部の変人たちが番組表とにらめっこしつつ深夜にゾンビのごとく起き上がり、もしくは徹夜を視野に入れつつゾンビのような眼で起き続けテレビの前に陣取り観戦するもの。。。という印象だったかと思いますが、今大会から視聴環境がこれまで大きく変わり、大半の人がスマホから手軽に気軽に生観戦したり見逃し視聴することができた、という点がとても大きな出来事だったんじゃないでしょうか。

さて、それによって世間のなかにはいわゆる”にわかサッカーファン”というか、ワールドカップだからサッカーを見たという人がこれまでよりもとても多く増えたんじゃないかと思います。

そこで今回は自分がにわかだと思ってる方や、自称にわかの方、にわかといいう言葉を隠れ蓑にした重症なサッカーファンの方に向けて、にわかでも通っぽく会話できるワールドカップの振り返り方を考えてみましたので、ぜひご覧いただきサッカーオタク達(主に僕)との交流をして頂けますと、サッカーオタク達(主に僕)はとても喜びますので、何卒よろしくお願い申し上げます。ちなみにめんどくさくなったら離れてくださいね。

①とりあえず選手の名前を言う

超有名どころの「メッシヤバい!」、「エムバペヤバい!」あたりを安易に使ってしまうと「コイツ、にわかだな・・・。」とバレてしまうので注意。コツとしては大エースの比較的近めのポジションにいながらアシストもゴールもそれほど記録していない選手を話題にあげることで、アルゼンチンであればデ・パウルあたりが適切。「デ・パウルが地味に効いてた。」、「デ・パウルがスペースを作っていた」、試合に出ていない場合においても「デ・パウルを休ませることができた」ととりあえず言っておけば、にわかだろうがなんだろうが「サッカー詳しい!」となるはず。またフランスの場合は、例えどんな話題を振られようとも「ベンゼマいないのにね!」で乗り切れます。
例)
「フランスの攻撃すごかったねー」
あなた『しかもベンゼマいないのにね!』

「ジルーのポストプレーが上手かったね。」
あなた『ベンゼマいないのにね!』

イングランドに勝ったのが大きかったのとグリーズマンの献身性、守備の安定が結果に繋がったね」
あなた『ましてやベンゼマいないのにね!』

また、フルネームで選手の名前を呼ぶのも小技として非常に有効でポイントアップに繋がる。
例)
エムバペ→キリアン・エムバペ
アクーニャ→マルコス・アクーニャ

②強い国の、呼ばれていない選手を褒める

上記と似ているが、【強そうな国で招集されていない選手】を褒めちぎるのもとても有効。特にグループリーグで敗退したスペイン、ドイツ、ベルギーあたりだとさらに効果的。スペインならとりあえず「ボルハいればなあ・・・」、ドイツなら「ヴェルナーいればなあ・・・」、ベルギーなら「アザールいればなあ・・・」とぼやくようにいう事で更に信憑性もアップ。どんな選手なのか詳細なぞまったく知らなくていい。ちなみにアザールに関しては普通にいて試合にも出ているのだが、そういう場合でも「え!いたの!全然存在感なかった!!」とでも言っておけば良く、間違って試合に出ている選手の名前を出してしまっていても問題なし。どうせ強豪国なんて優勝以外は全部失敗みたいな論調ばっかりだから。ブラジルならフィルミーノ、日本なら大迫あたりが適任。特にブラジルの場合は有力な選手が多すぎて誰を呼んでも呼ばなくても何かしら論争が起きるので、とりあえず知ってるブラジル人の名前を言っておけば良いまである。ブラジルを批判することでそれもまた通っぽさにつながる。

③5バックを褒める

今大会はとにかく【ウチの5バックお披露目会】かというぐらいに5バックが流行ってた。以前は猫も杓子も4-2-3-1、4-3-3だったのにこれも時代の流れなのだろうが、にわかとしてはここを見逃すわけにはいかない。躍進したモロッコ、ひと時の盛り上がりを見せた日本も5バック。ということで、これを話題にあげることで戦術についても詳しい感を存分に醸し出せる。日本の話題が上がったなかでここぞ!のタイミングで「あの5バックで流れ変わったよねー」と一言言うだけでその場は一気に日本代表感動をありがとうキャンペーン会場となり、あとは何も言わずとも勝手に話がブラボーブラボーと盛り上がるであろう。その中で知ってる単語をかいつまんで一言二言会話に参加すればいい。隙あらば5バックを差し込むのだ。

④あらゆる国にメッシを混ぜ込む

サッカーを知らなくてもメッシくらいは聞いたことはあるだろう。そしてメッシがアルゼンチンだということが分かればあとは”もし、他の国にメッシがいると仮定したら”という空想話を持ち込むのも通っぽい。代表的なのは「スペインにもメッシがいればねー」というもの。ありえない話なのに、そこから会話が膨らんでいく。この話は、もう10年以上前からサッカーオタク共の会話にちょくちょくのぼる鉄板挨拶トークいわゆるアイスブレイクのようなものなので、この話を差し込むだけで「この人がどれくらいのサッカー視聴歴なのか」がなんとなく分かる。他にも「ドイツにメッシがいればねー」とか「オランダにメッシがいればねー」などと言っておけば実にそれっぽい。実はコレ、「もし宝くじが当たったら」などといった妄想トーク術の亜流で、実現しえない夢を語ることで現実と妄想の区別をつかなくして今何の話をしているのかを曖昧にしてワケわからなくしてしまう効果も狙えるので、できればこのままそっと会話を終わりにしたいときなどに使うと良いと思う。

⑤5人交代の話題に触れる

今大会から選手が5人も交代できるようになり、それにより戦術の幅が大きく変わったのだがにわかにはそんなことは良く分からない。だが、それでいい。大事なのは”選手を5人変えてもOKになった”ということだけ。とりあえず会話の節目に「やっぱり5人交代はデカいよなー」となんとなく呟くだけでいかにもそれっぽい。勝ってようが負けてようが万能に使える魔法の言葉。とりあえずキャスティングするだけで全体的にきな臭く独特且つ怪しい雰囲気が作れる北村一輝のようなフレーズ。

⑥開催時期に触れる

「そういえばワールドカップって夏にやってなかったけ?」というあなたは相当鋭い。そう、これまでのワールドカップは夏にやっていたのだが、今回の開催地はカタールというクソほど暑い国で実施する関係で11月~12月開催という涼しい時期での開催になっている。そのせいであらゆるサッカー強国が労働基準法を無視したような殺人的過密スケジュールで試合をしているのだが、それはまた別の話。とりあえずにわかは一言「今回のワールドカップは開催時期がなー」と言えばいい。あとはサッカーオタクが勝手に話を膨らませてくれるし、恐らくそこからモドリッチがいかにすごいかという話に展開されていくことが容易に想像できる。開催時期の話+選手達はしんどい=モドリッチすごいの方程式。

⑦出場していない国を褒める

これも④に似ているが、とりあえず出てない国を話題にあげたり、次回大会の優勝候補にあげたりするのも良い。今回で言うならイタリアが非常におすすめ。選手の名前なぞ分からなくても、「次こそイタリアがくる」とか言うと途端に通っぽさが出る。また更に攻めた内容でいくと、スウェーデンノルウェーあたりを名指しして頑張れ!とか言っておくと今回はダメだったけど4年後まで見据えてますよ感が溢れて、もはやサッカー界の未来を見ているのかぐらいに思われる。ただ間違っても露の名前を出してはいけない。

⑧ブラボーを日常会話で使う

日本代表の長友佑都がインタビューやらなんやらで連呼しまくってた【ブラボー】の言葉。とりあえず日常の中で何か良かったことがあったら使ったらいいんじゃないでしょうか。

⑨「次はJリーグだね!」で話を終わらせる

にわかたるもの、引き際を間違えない事も非常に重要。下手に会話を引き延ばしてしまうと自ら墓穴を掘ることになりかねないので、難しい話になってきたらとっとと話を終わらせてしまおう。「次はJリーグだね!」と言うことでワールドカップの時ばかりサッカーの話題を若い女子に振ってくるめんどくさいサッカーオジサン(主に僕)を黙らせることができる。ただ、なかには「(この子、Jリーグにも興味あるのか?)」と勘違いを起こし、更に会話を広げようとして「パルセイロで夢を叶えないか?」などと意味不明な言動を繰り返すめんどくさいサッカーオジサン(主に僕)もいるので、そういう人からはそっと距離を置くことをオススメする。

PK戦だけは見ておく

とりあえずPK戦だけでも見ておけば、会話の大部分は制することができる。どうせ日本の大半のワールドカップ視聴者は深夜まで起きて脳がバグった状態で観戦しているので試合内容とか戦術うんぬんかんぬんなんて覚えてやしない。PK戦の印象はその試合のすべての印象を変えてしまうくらいにインパクトがあるし、PK戦だけなら約10分もあれば見終わる。なお、PK戦を語る時に使うワードは【よく触った】、【コースやばい】、【駆け引きうまい】の3つだけで良い。

優勝がどこだとか、MVPは誰だとか、そんなことよりもサッカーがスマホで視聴できるようになったことがとても素晴らしいことなので、とりあえず今はAbemaさんとウマ娘に課金してくれたすべての皆さんに最大級の賛辞を込めてこの言葉を送ります。

ブラボー。