まきまきのボヤき

長野パルセイロ、サッカー、その他ボヤき

逆に長野パルセイロとダービーマッチじゃないJ3クラブってある?

 皆さんこんにちは。

 長野をオレンジにしてますか?

 2022年5月15日、Jリーグの舞台では初めてとなるAC長野パルセイロVS松本山雅の試合、いわゆる【信州ダービー】は、平均観客数3000人前後の長野Uスタジアムになんと13000人が押し寄せて、まるで夢の劇場のような雰囲気を醸し出していました。

 長野県のサッカーファンのみならず、日本中の(マニアックでむしろオタクとも呼ぶべき)サッカーファンたちの注目度も高く、ダービーマッチの特別感が存分に感じられるスペシャルなイベントでした。

 そこで僕はこう思いつきました。

「もしかして、全試合がダービーマッチだったら観客数激増するんじゃね?」

 すべての試合がダービーマッチになれば、何気ない1日でも、見方を変えれば特別な1日。毎日がスペシャル。何でもないようなことが、幸せだったと思う。そんな思いも込めながら。そもそも無駄な試合なんて一つもなく、あそこで勝ち点1でも積み上げていれば・・・、あそこで追いつかれなければ・・・、なんて世界中のサッカークラブやサポーターが経験しているはずです。パルセイロサポなんて2週連続で味わってるんですよ!どうなってるんですか!!??、、、失礼しました。取り乱しました。言うなれば毎試合がワールドカップ勝戦であり、特別な一戦であり、絶対に負けられない戦いなのです。

 とりあえずダービーマッチの定義をググったところ、

基本的にダービーマッチは、まず都市単位や州単位による地理的な要因によって発生し、その上に様々な特性が加わりながら次第に両者の間に敵対心が芽生え始め、ダービーマッチへと発展する。その主な特性としては、社会階級や所得格差などによる社会的な特性や、宗派・民族間の対立などによる政治的な特性、クラブチーム同士が持つ過去の禍根などによる歴史的な特性が挙げられるが、そのリーグによってダービーマッチそのものの性質は若干異なっている。

とのことで、これはまさに信州ダービーそのものですね。とりあえず地理的に近いところは勝手に因縁作って(例、北アルプスは長野の物とか)ダービーマッチにしちゃっていいでしょう。

 また歴史的な背景でライバル関係にあったり、クラブチーム同士が持つ過去の禍根(主審にキレたとか、肘打ちで退場するとか)なども含めて、ダービーマッチにしていいでしょう。

  社会的な特性という部分もいかようにも捉えられるので、これもあれこれ理由をつけてダービーマッチにしていいと思います。

 が、宗教間はちょっといじりだすとまじでシャレにならなくなるので、これは除外です。

  さて、上記の事を考慮した結果、J3の全クラブ相手にダービーマッチを企画してみましょう。

信州ダービー松本山雅

 これは言わずもがな、まさに日本一のダービーマッチであり、日本サッカー界が世界に誇るビッグマッチ。ちなみに5月15日の信州ダービーの日には、朝から篠ノ井駅周辺は大混雑し、試合開始夜7時前には長野駅周辺から人は消え、権堂のお店は閉まり、姨捨SAから見下ろす長野市は宇宙のように漆黒の闇に染まり、しなの鉄道はまるで幽霊列車のように誰も乗っておらず、皆親戚の家に集まってテレビに釘付けだったともっぱらの噂です。

【プライド・オブ・北アルプスカターレ富山FC岐阜

 誰が考えたのか知らないが、ウィキぺディアによると、2020年から始まっていて、各県をまたいでるということで北アルプスの頂上を目指すように戦い、尚且つ地域交流もするというイベントらしい。地域交流ってなんじゃ。Uスタジアムでの岐阜戦行ったけど、そんなイベント見た覚えないぞ。まあ結局、どこも頂上(昇格)には行けなかったんですけどね(白目)。

【県名と県庁所在地が同じ県名で国立大学が県名を使ってない県ダービー】ヴァンラーレ八戸

 らしい。全都道府県のなかで長野と青森だけらしいですよ。まあ八戸繋がりで三田ダービーでも良かったんですけど、なんかググりまくってたら見つけました。あとは林檎ダービーとか。八戸さんはラインメール青森が上がってこないうちに青森ブランドをこすり倒してしまうのが良いと思うので、盛大にリンゴアピールしたり、恐山は八戸の物とか言ったり、弘前城は八戸の物とか言ったり、ねぶた祭りは八戸が発祥とか言って、新しい遺恨を青森県内に生んでもらいたい。

【豪雪地帯ダービー】福島ユナイテッド

 パルセイロのホームタウンの一つである栄村がいわゆる豪雪地帯ということで、福島県も豪雪有名だから、お互い大変だね。屋根の作りは雪対策しなきゃいけないし、家の断熱とかも考えないとねって、試合前にはお互いに雪かきを交換する関係で戦えたらいいんじゃないでしょうか。自分でも何言ってるかよく分かりません。

【平岡将豪の復讐ダービー】いわきFC

 パルセイロでは不遇の時代を過ごしたが、いわきFCではエースナンバー10を背負って活躍。いわきFCJリーグ昇格の功労者の1人である平岡がついにJの舞台でパルセイロにその成長ぶりを見せる!と思ったら放出されてる!!あまりにも不憫すぎるということで、いわきFCJリーグ昇格にパルセイロも微力ながら関わっていたんだよということを忘れないために、平岡の名前は刻みたい。パルセイロは平岡の恨みを晴らすためにも是非気合を入れて戦ってほしいところだけど、まぁ0-4で粉砕されましたよねー!やっちまったなぁ~!

【シュタルフダービー】YSCC横浜

 これはもう説明するまでもなく、シュタルフ監督のパルセイロに就任に際して、主力を数人引き抜かれたYSCCの怒りはひしひしと伝わる。これじゃ「YSAC長浜パルセイロ」と揶揄されてもしょうがない(されてないけど)。でも、なんとなくYSCC側から伝わってくる「選手の引き抜きはまあしょうがないよね」感から、あちらさんも相当大変な事情を抱えているんだろうなとは思う。YSCCサポの皆さんへ、シュタルフさんについていった佐藤、池ヶ谷、船橋は元気です。佐藤は、躊躇なくボールに向かって突撃していく様はまるで狂犬のようだし、池ヶ谷は涼しい顔しながら手慣れた様子で相手の足ごと刈り取っていくプレースタイルだし、船橋は右サイドを狂ったように走り回ってるし、パルセイロの選手もシュタルフさんの戦術に徐々に適応してきていて、気が付けばJ3一の武闘派集団なんて言われ始めています。これっていい方向に進んでるんですよね?

【友達だと思ってたのによくも裏切ったわね!ダービー】SC相模原

 2014年のJ3発足当時からずっと一緒だったのに、気が付いたら私を置いてどこか遠くに行っちゃって、帰ってきたと思ったら、ぜんぜん様変わり(選手ほぼ総入れ替え)して、なんだか上から目線で嫌な感じになってて、もう私が知ってるあの優しい相模原じゃない!アンタなんか友達じゃない!!

【ずっ友だよダービー】藤枝MYFC

 J3の中ではパルセイロと同様にJ2ライセンスは持ちながらも、ぜんぜん昇格できず、だんだんと親近感が湧いてきた藤枝。パルセイロとしてはなぜかとても苦手意識があるので、目の上のたんこぶみたいな存在。これからもずっと友達として仲良くしてね。でも宮本は頂戴ね。先にパルセイロが昇格しても恨まないでね。あと勝ち点も頂戴ね。

中部横断自動車道で微妙に恩恵を受けづらい街ダービー】アスルクラロ沼津

 佐久から静岡に行くのがとても便利になる高速道路が開通します!って話だったのに、いつの間にか甲府あたりから清水に行くのが便利になりましたよ!な高速道路になってた。なぜなのか。佐久から甲府に行くのが大変なのに。そして清水終点だから沼津は遠い。結局、佐久からちょっと高速で八千穂まで行った後は下道で清里を通って頑張って長野道乗って、甲府に行って高速を降りて、下道で上九一色村を抜けて朝霧高原を通って、富士宮から沼津に行く遠征ルートは何も変わらず。これからも佐久地域のパルセイロサポは、清里朝霧高原のソフトクリームを食べ比べしながら沼津へ向かう羽目となるのだ。

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【先輩だけど同じ学年みたいなそんな感覚ダービー】ガイナーレ鳥取

 J3発足時にJ2から降格してきた鳥取。先輩だから敬ってたけど、最近はイジられキャラになってしまった鳥取。2021年はパルセイロに8-1でコテンパンにされてしまい、かつての面影はどこにもなく。藤枝同様、J3発足から一度もJ2に上がれていない仲間なので、鳥取もずっ友として認定していいと思います。

【蕎麦VSうどん最強の麺類決定戦ダービー】カマタマーレ讃岐

 長野の蕎麦VS讃岐のうどんということで、これは社会的な特性のあるダービーマッチとしちゃっていいですね。試合前には、讃岐を食うという意味でうどんをずるずる食べてるパルセイロサポも多いはず。同じ頃、讃岐サポはそばをずるずる食べてるって考えたらなんだか微笑ましいですね。みんなでずるずるずるずる・・・・。最強の麺類はラーメンでしょ?とか言っちゃう人には、全身がそば粉まみれになる呪いをかけておきました。

【林檎VS蜜柑最強の果物決定戦ダービー】愛媛FC

 こちらも讃岐と同じく、社会的な特性(社会とは)のあるダービーマッチといえます。長野のりんごVS愛媛のみかん。子供に人気の果物、そして日本フルーツ界隈のKINGを決める甘い、いや、熱い一戦。ちなみに、子供達に聞いた好きな果物ランキング不動の1位はバナナらしいですよ。

【スタジアムが原因で昇格に手間取ってるダービー】FC今治

 古いパルセイロサポーターにとっては語り草となっている、【JFL優勝したのに、スタジアムがJリーグの基準を満たしていなかったからJリーグに加入できなかった事件】。いまだにあの時の事を酒の肴にする人もいると思いますが、おじいちゃんちょっと飲み過ぎよ、その話はもう散々聞いたわよ、はいはいその頃はパルセイロの方が強かったんでしょ分かった分かったと軽くあしらわれている人も多いはず。FC今治さんも同じ問題でJ2に昇格できないという現状を見ると決して他人事とは思えず、対戦の時はなんとなく、お互い頑張ろうね、良いスタジアム作っても結果が出ないと昇格できないんだよとウザイ先輩面して注意してあげたいところ。これでFC今治に先に昇格されたら、真面目に泣くと思う。

寺岡真弘ダービー】ギラヴァンツ北九州

 寺岡真弘ギラヴァンツ北九州でプロデビュー後、パルセイロに加入。その後再びギラヴァンツに戻り、現役を引退するという経歴を辿った選手であるが、実はこんなデータがある。”北九州時代の方が出場試合数は多いが、プロ生活唯一のゴールはパルセイロ時代。”普段守備に追われることが多いセンターバックとしてはやはりゴールを挙げることは特別感がひときわ違うはず。つまりこの一戦は、どちらが寺岡の選手時代の古巣として印象付けられるかを決める戦いでもあるのです。今後、寺岡が元プロ選手としてどこかしらでサッカースクールとか立ち上げた時に、パルセイロ、北九州どちらの頃の写真を使いたくなるか、ただ個人的には土橋さんのほうがカムバックしてほしい。

【牛肉も鶏肉も食べつくせ!ダービー】テゲバジャーロ宮崎

 信州が誇るブランド牛である信州牛、その中でも最高ランクの美味しさの肉のみが許される称号【信州プレミアム牛肉】と、日本一鶏肉を食べる県と言われる宮崎県が誇る宮崎地鶏による肉の祭典。これがJリーグの肉フェスだ!!!といわんばかりに、肉だけを取り扱ったスタグルを集めてはいかがだろうか。信州プレミアム牛肉丼、宮崎地鶏焼き、山盛りウィンナー、唐揚げ、そしておやき。そう、日本人はもっと肉を食うべきであり、信州人は高原野菜とか漬物とか食ってる場合ではなく、もっとタンパク質を摂るべきなのだ。いわきを見ろいわきを。

【活火山ダービー】鹿児島ユナイテッド

 日本の中で有名な活火山といえば、長野の浅間山と、鹿児島の桜島。つまり、マグマのように熱い一戦!!とか、噴火寸前昇格レースサバイバルマッチ!!とか、佐野のファイヤーエルボーが広瀬のテンプルに炸裂する!!!とか、火山に絡めたキャッチコピーを色々と打ち出して盛りあげていくのはどうでしょうか。そういえば、長野県民は通学の際にヘルメットを着用してるんだけど、その理由が、浅間山噴火に備えてって聞いたんですが、桜島もそうなんですか?誰か知ってる人教えてください。

J2昇格したら、J2編もやるよ!いつになるかは未定だけどね!