まきまきのボヤき

長野パルセイロ、サッカー、その他ボヤき

名前と妄想と背番号だけで語るパルセイロ2020シーズン選手展望パート1(GK,DF編)

みなさんこんにちは。

いよいよJリーグの再開が決まりましたね。6月半ば現在の最新情報で6月下旬から7月にかけて再開とのことで当面は無観客試合もしくは席数を半減させての試合公開との通達が出されていますが、普段からスタジアムが満員になるのはごく一部の人気クラブだけだろうし、パルセイロに至ってはそもそも観客が満員時の半分もいってないしスタジアム自体がリアルソーシャルディスタンスな場所にあったりしてむしろ観客みんなばらけて座ったほうが多方向から応援できて良いのではないかと思ったり、戦術的にはパルセイロは相手ゴール前ではもっと密になってほしいななんでクロス上げてるのにゴール前には味方フォワード一人のみしかいなくて逆サイドの選手はぺナエリア外にいるの?ソーシャルディスタンスなの?とあれやこれや人それぞれ感想はあると思います。だがこれをご覧の皆さんにはふとした疑問が頭をよぎっているのではないでしょうか。

J3開幕してなくね???

そうです。再開とかいいながらJ3はそもそも今シーズンが始まってもいないのです。

町中で突然「おー久しぶり!!」なんてちょっとガラの悪い兄ちゃんに話しかけられコイツ誰だ・・・?と思ってよくよく話を聞いたら、中学校の頃僕がニンテンドー64を借りてそのまま2年以上借りパクしてしまいもはや僕のものになっていたのに、別々の高校に入学してしばらくしたある日、母親経由で取り返しに来た星野君だったということがありました。再会というのは第一段階の会合があって初めて成立するものです。星野君との再会もニンテンドー64の一件があった上で数十年後に町中でばったり会って感動の再会(別に感動もなにもしなかったけど)だったのにJ3は開幕もしてないのに再開というのは語弊があるのではないでしょうか。

つまりまだ開幕していないということは、今からでもAC長野パルセイロ2020シーズン開幕に向けた戦力展望を書いても全く遅くないむしろ自然だということです。

今年のパルセイロの選手の顔ぶれはこれまでとまったく様変わりしています。一つは新戦力の獲得経路がこれまでのJリーグ経験者や即戦力クラスではなく、大卒や若手中心に舵を切ったこと、もう一つはこれまで長くパルセイロに在籍していた古株達をマジで一掃したことです。JFLの頃からいた選手はほぼいなくなりました。

もう何年も何年も毎年のようにJ3からの昇格候補としてJ3規模に収まらない大型補強をしておきながら2019年はついに最下位(再開と絡めた高度なギャグ)まで経験する失態を演じ、【J3の門番】、【J3におけるジェフ〇ナイテッド〇葉枠】、【永遠のJ2候補生】などと蔑まれたこれまでの過去と決別すべく新たなる変革のシーズンを予感させる戦力補強を見せ、今までのJ3昇格候補からは一旦身を引き、変革のシーズンだから多少結果には目をつむってね今まであんまりやってなかったSNS更新も頑張るし選手達の様子もいっぱいお披露目するしファンサービスも頑張るから応援よろしくね感が公式アカウントからもひしひしと伝わってきます。そういえば星野君もニンテンドー64を返したあとには全然会ってなかったのですが、久しぶりに会った時には髪を染めピアスをして、中学校の頃のボサボサ頭の星野君とは思えないくらい大学デビューした感がひしひしと伝わってきていました。

そこで今回はそんなヤングニュー長野パルセイロの選手を紹介していきたいのですが、いかんせん練習も見られないし、練習試合もやってないし、選手名鑑も買ってないしで選手の情報が少なすぎます。そこで長野パルセイロの公式ツイッターアカウントや公式インスタグラム、前所属クラブでのポジションやネットでの評判をもとに勝手に選手の紹介をしていきたいと思いますのでこの妄想にしばし付き合っていただければと思います。予想以上に星野君のくだりが長くなってしまったので2回に分けて書き記したいと思います。星野君マジニンテンドー64返せコラ。

GK編

1・小澤章人

2019シーズンは主力として君臨しこれまでのリーグ戦でもキーパー併用という心構えが難しかった時期と違い比較的安定していた。ように見えたが他二人のキーパーと比べても年齢的に良さげな感じという理由で起用されているようにも見えてしまう。身体能力は高くビッグセーブっぽいのは見せてくれるが今年はディフェンダー陣もかなり入れ替わり若くなるので統率力を見せてほしい。あと顔がエグザイルのダンス側の人っぽい。

16・阿部伸之

2017シーズンは正キーパー、そのあとはだいたいチームの調子が悪い時に【とりあえずキーパー変えてみるか・・】感覚で起用される、経験豊富なベテラン。ミランに全盛期のヂダがいた頃のアッビアーティみたいな感じ。湘南→北九州→長野とヤンキーの多そうな都市ばっかり巡っているのでかなりの武闘派かと思わせるがツイッターの更新もこまめにやっていたり今シーズンはチーム最年長者になって良い兄貴分的キャラを確立したり気が付いたらスタメンになっていたりこれはもしかしたら本当にアッビアーティかもしれないと思ったけどアッビアーティは予想以上に試合出てたのでやっぱりアッビアーティはスゴイなと思いました。パルセイロサポからの人気も高い。

21・立川小太郎

2019シーズンに大卒で加入し小澤、阿部の壁は厚いかなと思ったらシーズン半ばでベンチ外からいきなりスタメン抜擢されて「ふふ、パルセイロらしいや」と思わせてくれた新人。思えば2019のパルセイロは前節ベンチ外だった選手がいきなりスタメンになって何試合か起用されて再びベンチ外になるという【既存選手ガチャ】が流行っており、よく謎のブラジル人が加入した時に当たりか外れか天に委ねる的ニュアンスを指す【ブラジル人ガチャ】の派正版で、チーム内の競争を促すという名目でとりあえず調子良さそうな選手を使い、調子悪そうな選手は外してチームの戦術(あるか知らないが)に合う合わないは無視して上手くいけば御の字、ダメならまた組み合わせを変えるという毎試合いわゆる選手の化学反応を見る戦い方をしていくなかでキーパーも例外ではなかった。【立川小太郎】で検索かけると小太郎 立川店(焼き鳥)が出てくるのウケる。

31・ワン・シャオフェン

2020.3月にいきなり加入した中国人キーパー。ぶっちゃけこの時期に18歳獲得するとかすでに戦力的には人数いるのになんの獲得だろうかと思ったが所属元があの広州恒大でしかも監督はファビオカンナバーロでもしかして中国のブッフォンなのかこの年齢でスタメンあり得るのかと色々考えても分からないけど正直スタメンが普通にあり得そうで謎。

DF編

2・喜岡佳太

2020シーズンに加入した大卒新人。パルセイロと練習試合した時にパルセイロが0点に抑え込まれた対戦相手の大学の主力センターバックが喜岡だった経緯から加入が決まったとのことらしいがそもそもそれはパルセイロの攻撃陣が問題なのでは・・・?と思った人は少なくないはず。背番号2番とチームからの期待も大きく昨年のパルセイロでは絶対的レギュラーもいなかったので開幕スタメンは十分にありえそう。顔はどう見ても野球部か応援団。

3・遠藤元一

昨年のチーム内選手会長で2019シーズン開幕のスピーチでは多くのサポに感動を与えたが、肝心のピッチ内では悪い意味でのドキドキと緊張感をサポーターに与えてくれた。年齢や在籍期間を考えるとそろそろスタメン定着しないと危ないと思う。4バックでの左サイドバックをやっていたがいつの間にか3バックでも4バックでもセンターバックになっていた。タイプとしてはいわゆる頑張るマンタイプなので守れたら全力で褒めてあげていいと思うし、その上しっかりパスも繋げなんて文句を言ってはいけない。おそらく多少ケガしてても靴が脱げても全力でクリアするタイプ。褒めてあげよう。

4・浦上仁騎

2019シーズンの開幕前結構ギリギリに大卒加入していきなり開幕スタメンをつかみそのまま主力になった期待のセンターバック。3バックでも真ん中を任されているので監督の評価は高い。アルディージャ繋がりか。インタビューでは事あるごとに雑草魂を用いているので彼も恐らく靴が脱げてもクリアするタイプ。なんなら頭でシュートブロックにいこうとするタイプ。フィジカルが武器なのでとりあえず守ってくれればOK。今季は多少調子が悪くてもスタメンっぽいし絶対昇格!という大きな期待もないので、伸び伸びやっていただき来年はJ2あたりに個人昇格していただきたい。(パルセイロが上がれればいいのだが)

5・広瀬健太

J2新潟から加入した結構実績あるセンターバック。栃木時代に現パルセイロ監督の横山さんと一緒にやってるし新潟時代も2018は主力としてやっていたにも関わらず2019はケガもあって出場数が激減していることもあっておそらく横山監督繋がりで加入したと思われる。長野と新潟近いし。行く先々でレギュラー取ってるので実力はあると思う。今年のパルセイロのディフェンス陣のなかではレギュラー候補だろうけど名前からしサイドバック感がしてしまうのはなぜだろう。

18・内田恭兵

昨年の不振を極めまくったパルセイロの中で数少ない不動のレギュラー格だった左サイドバックとウィングバックのレギュラー格。2018年にパルセイロに加入したがその年に大怪我をして1年間棒に振ってしまう。しかし2019年に復帰すると豊富な運動量と確かなテクニックと時折見せる強烈ミドルとガチでここ数年のなかで一番の成功補強ともいえる活躍を披露してくれた。というか内田がいないとサイドからの攻撃がままならないくらいの依存度で気軽に「チョッパー♪」なんて呼んではいけない。2020年も確実にレギュラーな気がするけど今年からはチョッパー様と呼んでください。あとヤングマガジンで連載する漫画にいそうな顔をしている。

20・吉村弦

昨年大卒で加入した右サイドバック。加入初年度からそこそこ試合に出て若者らしい元気の良さと運動量で頑張ってくれている。草津戦で見せた右サイドでの(普段絶対そんなプレーしてないだろくらいの)超低速シザースからのドリブル突破が僕と一緒に現地観戦していた友人の好みに触れたらしく、それからパルセイロの試合があるたびに「ユヅはスタメン?」とか聞いてくる。2019年シーズン開幕前壮行会では同じガンバユースだった妹尾と仲良さげだったが肝心のシーズン中はまったく共演しなかった。今年は頑張れ。

26・大桃海斗

今年早稲田から加入した大卒新人。早稲田の前はあのテクニシャン養成高校として名高い帝京長岡にいたようなので技術は高いものがありそう。ネット上にある情報を探すと彼もまたセンターバックでしかも大学時代はキャプテンだったということで今年は3バックなんだろうなということが予測できる。きっとみんなからは桃ちゃんって呼ばれるんだろうし181センチ81キロという豊満ボディなのでパルセイロのグラビアアイドル担当としての活躍とそろそろセンターバックの核が欲しいので開幕レギュラーは十分あり得る。

※ここまで書いて思ったけどセンターバック多すぎだろ。5バックにして全員センターバックで固められるぞ。まあでもセンターバックの調子が悪いからといって本職サイドバックセンターバックにしたら高さのミスマッチつかれてジョンガブリエルに空中戦からヘディング食らって失点するとかいう悪夢が起こるよりはマシかなと思いました。

後半は開幕戦までに間に合うように頑張ります。